「エモい」「チルい」が許せない

「うわこれめっちゃエモいやん!」

「ほんまチルいわ〜」

 

皆さんの周りでも使っている人は居るだろうし、何なら読んでいるあなた自身も使っている言葉だろう。僕自身、5,6年前までは普通に使っていた。ところが僕は、この「感情の言語化をサボる現象」がどうしても許せない質になってしまったのである。何故そんなにキレ散らかすんだ、いいじゃないかどんな言葉を使ったって、と思う人が大半で、こんなことを考えている人はだいたい頭がおかしいか、頭がおかしい。

 

元来僕は小説を読むのが大好きな人間である。小説は映画やドラマに比べて消費する時間がかかる。映画で長くてせいぜい2時間半、ドラマで1時間。小説だと早くて半日、途中まで読んでまた明日なんてこともしばしば起きる。

 

ぼくが小説を選ぶポイントは「作者」と「裏表紙のあらすじ」。ざっと読んで買うかどうかを真剣に吟味する。なんせ消費するのに時間がかかる娯楽だから、面白くない物は選びたくない。でも面白いかどうかを判断するには読んでみないと分からない。そんな思考を行ったり来たりしながら本屋で小説を買う。すぐ決まればよいのだが、かかる時で1時間は1冊を吟味する。本のインクの匂いでうんこがしたくなるのでだいたいトイレの位置は把握してからがキモだ。

 

小説を選ぶまでにこれだけ時間を費やして、また読むのにもかなり体力を使う。映画やドラマは音と映像でお互いを補完し合えるのでまだいい。小説は(当たり前だが)文字を読んで物語や登場人物を想像して、展開を頭に置きながら消費していく営みである。だから、何時間も立て続けに読み続けることは難しく、一旦休憩を挟んだり翌日に持ち越したりということが起きるのである。

 

そうして読み進めた本が自分の人生に重なったり、これでもかと感情移入が出来たりすると、読み終えた時の感動は何にも替え難い経験である。スッキリしたような少し寂しさが残るような、でも心のどこかで満足しているような、一言では言い表せない感情になる。

 

このような一連の営みは、YouTubeNetflixTikTokといった動画媒体が中心となっている現代においては時代遅れだ、或いは無駄だと思う人もいるだろう。

動画媒体の魅力はなんと言っても「手軽さ」だろう。スマホ1つあればいつでもどこでも楽しめる。内容が面白くなければ×ボタンで閉じて他にいい動画はないかと探すことも出来る。YouTubeで動画を見ているとおすすめ動画を表示してくれる。なんと便利な機能だろうか。

だが、動画媒体には選ぶ楽しさや作品を見終わった後の達成感のようなものは決して味わうことは出来ない。「エモい曲メドレー」、「チルい曲Remix」を流して1曲毎に込められた歌詞の意味を考えることはあるのだろうか。動画媒体が全て悪いという訳では無い。自分自身もYouTube Premium会員になる位にはしっかりと使用している。

ただ、そういった手軽に便利に物語を消費できる時代だからこそ、文字だけで想像して物語を消費していく小説という媒体の重要性を伝えたいのである。

 

「エモい」「チルい」は、言葉を簡単に消費しているような気がして、小説が好きな人間だからこそ、文字だけで想像するのが好きな人間だからこそ、簡単な言葉で纏めるなよ、もっと感情について詳しく教えてくれよ、皆がその言葉を使い出すと何の感情を言いたいのか分からんよ、と怒りとも興味ともとれない、複雑な感情が芽生えてくるのである。また、「エモい」「チルい」って言っときゃいいんでしょ、な感じが透けて見えるのが気持ち悪いのである。

 

こんなことを考えている人はだいたい頭がおかしいか、頭がおかしい。

 

マルチにハマった親友とハマらなかったワイのはなし

はじめに

これは僕がマルチ商法に勧誘されるまでの経緯を綴ったブログです。マルチ商法が悪いと言いたい訳ではなく、僕は違うなと、違和感やなと思って手を引くまでの経緯を記します。参加していたコミュニティの人たちはこのやり方が良いと信じて勧めて来るだけで、悪い人たちではありません。もちろんこのマルチ商法はれっきとした合法のビジネスで、世界中に展開されている有名な手段です。一個人の感想として誤解なきようにお読みください。

 

 

 

 

 

 

「俺、営業の仕事向いてないんかなあ」

 

2021年9月、精神科の看護師をしている親友に相談を持ちかけた。同じ町内の野球チームで小6の夏休みから中3の冬までプレーした仲、小中高大といずれも学校は違ったが、ほどよい距離感で定期的に遊ぶ仲。人生の節目節目で色々と相談をしたりされたり、結婚式のカメラマンをしてくれたり、親友、親友彼女、僕、嫁の4人で飲みに行ったりと、かなり信頼を置いている男である。

 

そんな彼から、

 

「今度セミナーがあるし行ってみない?考え方が変わると思うよ」

 

とアドバイスを貰った。彼は2021年の頭くらいからやたらビジネス書の読書にハマるようになり、感想をインスタのストーリーに書いたり、緊急事態宣言の最中飲み屋に呼び出されて本の感想を語られたりと熱意を持って勉強していた。

聞けば、読書会のコミュニティがあり、その主宰者が経済や生き方のセミナーを行っているとのことで、物は試しにと参加することにした。

有名大学を卒業後、一流企業で働くも、将来の不安を感じ自分でビジネスを始めたい、始めて成功したという20代後半〜30代前半のコミュニティであった。「意識高い系」じゃなくて「意識が高い」人達の集まりなんだ、と誰かが言っていた気がする。

 

そのコミュニティのスケジュールはこんな感じ。

月曜日 木曜日:経済セミナー

水曜日 土曜日:キャッシュフローゲーム

日曜日:読書会

 

まず経済セミナーについて、参加していると、大凡の内容が掴めてくる。

・日本の年金制度が崩壊している→年金が貰えない

・終身雇用が崩壊している→退職金が貰えない

・80年代、銀行の預金利息は7%だった→今は0.001%

・稼ぎ方に良い悪いは無い(詐欺等の犯罪は除く)→マクドは毎日食うたら病気になるのに皆いい会社だと思ってる

・価値観を明確にしてその為に何をするか手段を考える

・原則中心のパラダイム ある物事について1つの側面から見たら正しいとも言えるし違う側面から見たら間違っているとも言える

 

だいたいこんな感じで、確かにこのままサラリーマン続けてたらやばいよなあ、と危機感を持つようになった。

 

次にキャッシュフローゲームについて、このゲームの解説書として書かれたロバート・キヨサキの『金持ち父さんシリーズ』を基に1卓6人で進めていく。

このゲームはサイコロを振って株や不動産のカードを引いて売り買いしていく、人生ゲームのようなイメージが近いと思う。やってみると割と面白く、且つ数字にも強くなれるゲームである。目指すは不労所得(金持ち父さんシリーズでは「Bクワドラント」を目指すと書かれている)を得ることで、これを現実にも応用させていこうというものだ。

 

最後に読書会について、各人が持ち寄った本の感想のシェアと内容の議論という、面白い集まりだった。自分で言うのもなんだが読書は非常に好きなので、小説でもビジネス書でもなんでもこい、という感じだった。周りからどう思われていたかは知らないが、わりと議論に対して意見を述べる回数は多かったと思う。

 

とまあこんな感じで1週間のスケジュールが埋まり、仕事以外の時間をこのコミュニティに充てるようになった。もちろん親友もほぼ毎回一緒に参加した。帰り道ドライブをしながら夢を語り合い、セミナーの内容を振り返り、家に帰るのは24時を回る毎日だった。暇さえあれば読書をし、空いた時間はセミナーに参加する。お金の稼ぎ方を勉強していた。嫁も僕の熱量を汲み取ってか、本を買うことやセミナーの参加費駐車場代などお金はかかったが、それでも応援してくれていた。

 

そうして僕の中では

不労所得を得て時間とお金に縛られない生活をする

・結果家族との時間を得る

・やりたいことを叶える

こんな目標が出来上がった。

 

親友に何度か聞いたことがある。

「このコミュニティの人たちは主宰者の方含めてどんなことをフリーランスでされてるの?人に興味があって、なんでこの人はここにいるのかとか、どんなことしてるかとか、気になってしまうんよ」と。

 

それに対する彼の答えはこうだ。

「それは教えられないな。めちゃくちゃ凄いシステムだから、本人から聞く以外方法はない。自分から伝えたら情報の価値が下がってしまう」

 

この答えが今の僕にとってはアホらしく聞こえるが、当時の僕は「そんなすごいビジネスなんやな、とにかく勉強して教えて貰えるように頑張ろう」と思っていた。

 

誰にでもこのビジネスを教える訳では無いとのことなので、課題図書を全部読んだり、継続してセミナーやゲームに参加することで教えてもらう権利を得ることが出来た。

 

結局、3回に分けて説明を聞くことになるのだが、

1回目:具体的には言わない 成功するビジネスの法則など

2回目:翌日社名まで言うからと小出し

3回目:社名と何をしているかを聞く 

 

こんな感じで話を聞くことになった。

3回目の説明の後、実際に販売する物を試してみようと親友に連れられオフィスまで足を運んだ。親友がその製品を僕に紹介しようとするのだが、説明の仕方がとにかく雑だった。知識不足と自信のなさが目に見えて分かった。営業ロープレでバチクソに怒られるタイプのやつ。

僕は思わず「自分がいいと思ってるビジネスを人に紹介する態度がそれなんか?こっちは真剣に学びに来とるのにその理解度はどうなんや?」と周りの目も気にせず怒ってしまった。親友は申し訳なさそうにしていたが、ビジネスをやるんだと意気込んでいた僕は続けて説明を聞くことにした。

 

その翌日、今度はそのビジネスの給料の仕組みを教えてもらった。簡単に言うと自分で製品を売るか、一緒にやる人を見つけてチームで売っていくような感じだ。ここで違和感を覚えたものの、「まあ営業から営業に転職したことやし、結局これも製品を売る営業と同じやもんな」と自分を納得させることにした。

 

夕方は全体ミーティングのようなものがあり、1週間の報告を各人が行っていく。「何名をどのセミナーにアテンドしました」「このセミナーに来てくれそうだったんですが急遽キャンセルになりました」

このあたりで僕の頭の中に「?????」が浮かぶようになったが、製品説明のパートなどを受け、解散。

 

この「?」の正体を暴くべく、実家にいる嫁の元へ走った。嫁と合流後、色々話し合った結果

 

「これマルチ商法じゃね?」

 

という結論に至った。というか嫁は気付いていたようだった。家族のためにという大義名分があったし読書自体は良い事だから見逃していたけれど、と。

 

よくよく考えてみれば、参加者の危機感を煽って、お金の稼ぎ方に良い悪いは無いんだと植え付け、価値観を明確にさせて夢を見させる、教えてもらうまでに時間がかかるくらい凄く価値のあるビジネスなんだと思わせる、これを洗脳と言わずになんと呼ぶ。

 

ということで、あとはTwitterに書いた通りで親友とは決裂、僕は元通りの生活へ、というところ。気分は決して良くないが、済んだことは仕方が無いので良かったところだけでも振り返っておく。

 

・色んなビジネス書に出会えた 

特に、森岡毅の「苦しかった時の話をしようか」には感銘を受けた。熱烈なファンになってしまった。マーケターという職業の良さに出会えた。

・人は信用出来ないということが学べた

自分がどれだけ親友と思っていても、相手はビジネスの勧誘相手にしか見てなかったということになる。これを26歳で経験できたのは非常に貴重だったと思う。

 

とまあつらつらと書きましたが昨年後半から今年にかけて、本当に色んなことが起きました。毎年何かある、起きなくていいことも起きる、いい加減にして欲しい(そういう生き方しか出来ない)です。

 

今年もまた何かが起こりそうな気がする。

 

おぜんざい

手紙

元気でやってますか

笑えてますか

思えば遠く 故郷の人達

 

という歌い出しで始まる、フジファブリックの「手紙」という曲がとても好きなのでその話をします。

故郷を離れて8年目の春は、ウイルスに塗れた生活になりました。元気でやってますか、と聞かなくてもSNSで笑った顔が拝める時代になりました。

 

変わらない街はもう 日焼けする頃

太陽みたいな君にまた会えます

通り雨 ふざけ合う帰り道

今でも覚えていますか

太陽みたいな と 通り雨 の対比がよいですね、今でも覚えていますか という言葉から、大人の今と子供の頃の昔も対比できるのかもしれません。

 

さよならさえも 言えずに時は過ぎるけど

夢と紡いだ音は 忘れはしないよ

もう何年も 切れたままになった弦を

張り替えたら君ともまた 歌えそうな夕暮れ

さよなら という言葉を、伝えないまま、もう何年も会ってない友達がいます。いつか会おうねと言ったきり。何年も切れたままになった弦 、何年も止まった時間を紡ぎ出せば、昔みたいに歌えるといいですね。

 

上手くいかない時は 君ならどうする

弱い僕らは一体どうする

百万回も生きた猫のように

大切な人と寄り添ってたいのさ

上手くいかない時、どうすればいいか、分からないことがよくあります。君ならどうする?と聞きたくもなりますが、どうなんでしょうね、大切な人と寄り添うことを優先すれば上手くいくんですかね。

 

さよならだけが 人生だったとしても

部屋の匂いのようにいつか慣れていく

変わってくことは 誰の仕業でもないから

変わらない街でもずっと 笑っていて欲しい

人生は、さよならの連続です。始まりがあれば終わりがある。臭いと思っている部屋でもいつか慣れていく。他人の部屋くっさ思ってても、なんかゲームとかしに行くうちに慣れてしまうアレです。

Galileo Galileiは好きだった歌が響かなくなったことを誰のせいでもない僕のせいでもない言うてますけど、これテスト出ますね。

 

何もかもがある街に住んで

一体何をなくしたんだろう

何も無い部屋で1人きり

情けない僕は涙こぼしてた

ここ、めちゃくちゃ分かるやつです。何もかもがある街に住んでると、何を大切にしていたかとか、何を綺麗だと思っていたかとか、そういう感性が死んでいくんですよね。何もかもある街の、何も無い部屋という対比も本当にすこですわ。

 

さよならだけが 人生だったとしても

 

きらめく夏の 空に君を探しては

ただ話したいことが 溢れ出てきます

離れた街でも 大事なことを見つけたよ

じゃれながら 笑いながらも 同じ夢追いかけて

旅路はこれからもずっと 続きそうな夕暮れ

きらめく夏でも、天高い秋でも、どんより曇天の冬でも、澄み切った春でも、空を見るとあれやこれやと話したくなるんですね不思議と。

僕は今故郷から離れた街で住んでますけど、結婚して転職して、大事なことが色々見つかってきました。

夕暮れは僕の街でも、故郷でも同じ色をしていると思います。これからも続いていく旅路で、また交わることがあると嬉しいですね。

 

 

 

 

 

とまあつらつら書きましたけどもね、結婚式で故郷の友達が、中でも親交の深かった人達が来てくれてね、色々思うところがありまして。

 

お目汚し失礼します。

 

コロナと結婚式

コロナが流行ってもう1年が経つ。

この1年で世の中はガラッと変わり、出口の見えない自粛ムードもそろそろ飽きてきた。

 

この1年で僕はといえば、プロポーズ、転職、入籍、とかなり目まぐるしく人生が動いた。世の中は停滞しているが、僕のように前に進んでいる人もいるだろう。そんな僕の邪魔をしないで欲しいというのが率直な思いだ。

 

結婚式を開催するか否か。正確には飲食を伴う二次会を開催するか否か。

 

「この時期だから仕方ないよね」

「判断が難しいよね」

 

何に思いを馳せ、誰に配慮をし、何が正しいのか判断が難しい世の中になったと思う。難しい で終わらせているうちは気楽なもんで、その中で判断をして物事を前に進めていかなければならない当事者はきつい。

 

感染症対策に配慮した形で二次会を行う」

「二次会は開催しない」

 

この2点で思い悩んでいるが、どちらが正しいかと言われると、後者なのは重々承知している。もし仮にクラスターが起きたら、持ち帰った先で広めてしまったら、というリスクを考えれば当然である。

 

でも開催したい。

開催したい理由については、思っていても言わなくていい事が沢山含まれているので、形に残すことはしないけれど。

 

正しいことだけを真っ直ぐに遂行できる心の強い人ならば、こう悩まなくて済むのだろうか。

2020→2021

皆さんあけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願い致します。

 

昨年の振り返りと今年の抱負を残しておきます。

 

【昨年の振り返り】

2021年1月で25歳になりますが、とりわけ12歳頃からの僕の人生というのは、毎年何か大きな出来事があります。

2020は皆さんにとっても大きな出来事がたくさんあった年だと思います。未知のウイルスにより生活は一変、マスクと自粛を強いられる生活を、1年前の誰が想像出来たでしょうか。

そんな世間が大変な中、転職と入籍という「コロナ関係あらへんやんけ」というイベントを倒してきました。

 

【転職】

転職に関しては、決して良いとは言えない景況の中、ホワイトな企業で働けていることが何よりありがたく、嬉しく思っています。

毎日21時過ぎまで残業、休みも月に4.5回程度、休んでいても会社用携帯を気にしながら、という生活から18時には退社、土日祝休み有給取り放題、休みは会社用携帯放って過ごす、これが非常にありがたいのです。

健康的で文化的な最低限度の生活を送るためには、十分な休養と、幾ばくかの贅沢が許される賃金なんだということを強く実感しています。

問題がない訳ではなく、入社当時配属されたチームから本日付で異動することになり、その先の上司は会社に媚びを売ることしか考えてないような人でした。新卒の僕なら「絶望」でしょうが、中途の僕は「呆れ」に留めることが出来ます。入社当時のチームのメンバーが好きすぎるので、その方々にもサポートしてもらいながら、サラリーマン人生を乗り越えていかねばと思っています。

 

【入籍】

2019年の4月からお付き合いしている方と入籍しました。1つ歳上のよく笑いよく寝る看護師さんです。付き合って3ヶ月で同棲、入籍前に結婚式場を決めてしまうなど早死するんちゃうかと思うほどのスピード感に置いていかれぬよう、頑張ってついていきます。

入籍したのが同棲を始めて1年半以上経過していたこともあり、結婚したという実感はあまり湧きませんが、何をしたら喜んでくれて、何をしたら怒られるのか、その辺がようやくわかってきた気がします。喧嘩の数は本当に増えました…。

そうやってお互いのことを気遣いながら、喧嘩して仲直りしてメシ食って寝る、そういうことを繰り返して夫婦になっていくんだろうなと、漠然と思っています。

その他にも、転職に伴い大好きだったBMWからミニバンへの乗り換え、マイホームの購入、キャンプにハマるなど、書ききれないほど沢山のことがあった2020でした。

 

【2021の抱負】

どうせ忘れます。去年の今日何言ったか覚えてません。とりあえず3つ挙げておきます。忘れても怒らないでください。ここまで読んでくれてる方は僕に対して優しい方ばかりだと思うので。

①ダイエット

これはもう口に出して行動するしかないですね。目指せ70キロ台。

②仕事を頑張る

インセンティブ制ではないにしろ、やはりここを忘れてはなりません。頑張らない理由がない以上、給料アップのためにやるしかないのです。

③プライベートを楽しむ

せっかく時間が沢山できたので、今始めたキャンプ以外にも、有効に時間を使っていきたいものです。歌を歌おうか、本を読もうか、スポーツをしようか。幸いこの3つは物心着いた頃から好きなことなので、また始めるもよし、新しい何かを始めるもよし。どうせ死ぬなら悔いなく生きたいものですね。

 

長々と書いてきましたが、ここまで読んでくれた皆さんありがとうございます。結婚式とマイホームへの引越しが控えている2021年前半、あとは何も予定がない2021年後半、今年のおぜんざいにも乞うご期待ください。

転職しました

既にツイートで垂れ流しているように、5月末で前職を辞め、7月1日から新しい職場にて仕事をしている。

 

輸入車の営業から産業用部品メーカーの営業という、比べると新しい仕事は地味なのかもしれない。

給料も下がった。残業代(30時間以上働いても残業代は切られていた)、住宅補助、営業車手当などそのへんはしっかりしていたのと、ボーナスも同い年の人たちから比べたら貰っていた方だと思う。

 

お金で買えない価値がある、マスターカードは持ってないけど、新しい職場では色々とお金と引き換えに新しい価値を享受している。

 

 

・変なメールが来ない

これ、なんの事かと思う人もいるだろうが、とにかく前の職場は「変なメール」がめちゃくちゃ多かった。業績不振を責めるメール、不振の営業を名指しで祭り上げるメール、「定休日でも関係ないわ!」で締めくくられている叱咤激励のメール、途中からスマホが導入され、LINEになってからは変なLINEがとかく来た。

上長の指示、コメントなどを未読スルーすると、未読の人をスクショしてその画面が送られてくる。1分以内に既読をつけないとそうなることが多かったので、「こいつが彼女だったらめんどくさいんだろうな」と思うようにしていた。

 

今の職場はというと、受注進捗のメール、取引先からのメール、レポートに対するコメントのメールなど、ごく在り来りのメールである。隣の課の課長さんに研修をしてもらい、資料をメールでいただいたのだが、最後に「コロナが落ち着いたら飲みに行こう」と食べログのURLまで送られてきていた。可愛い。

 

 

・ハラスメントがない

とにかくハラスメントに塗れていた前職。主にパワハラが蔓延していた。さっきのメールの件もそうだが、とにかく陰湿で貶める発言がめちゃくちゃあった。というか、「アホボケコラ殺すぞ」みたいなワードが飛び交っていた。

「台数足りひんなら新車の注文書書いてこい」

「ボールペンで刺したろか、おお?」

「もうこいつ放っておいていいでしょ、あとのメンバーで仕事しましょう(本人がいる前で)」

もう思い出すのもアレなのでこれぐらいにしておくが、とにかくそういう言葉って言われている本人もそうだけど聞いてる周りも消耗するんだなと思った。上長がとある支店で、怒り狂って壁を蹴って穴を開けていたり、僕の先輩が僕の後輩にブチ切れてこれまた壁を蹴って穴を開けていたり、反抗期の中学生が沢山いるんだな、と思うようにしていた。

 

今の職場では、そもそも会社として「ハラスメントが定義されている」のである。数にしておよそ20程、「何をしたらハラスメントになる」ということが明文化されている。これではハラスメントが起きようもない。もちろん、営業なので数字に対しての叱咤激励はあるだろうが、この一週間でそのような光景は一度も見ていない。

 

 

 

・転職組が多い

令和も2年目に突入しているにも関わらず、昭和で頭が止まっている人が沢山いた前の職場。何故そうなるのかと離れてみてから思うのは、「全員車業界しか知らない」からだ。車業界の営業スタイルは、常識は、こうだから、こうしたら売れるんだという凝り固まった考えが蔓延していたように思う。15年、2年と同じ会社、同じ業界にいれば、あくまで肌感覚ではあるが、そうならざるを得ないのかもしれない。事実、転職組は居ても殆どが車の営業から、車の営業に転職して来た人だった。

 

今の職場は、社長自身が転職組である。20代の若い人はさておき、色々話していると半分くらいは転職組なのではないだろうか。新しいものを取り入れる文化が醸成されているのだろうと思う。そして皆口々に言うのが「うちはホワイトな方だと思うよ」というセリフである。

 

 

他にも、昨日は金晩ということもあり課長が「今日は飲みに行くし18時には終わるわ、君も来るか?」と音速で帰宅したり(前職では有り得なかった、早くて20時がデフォ)、そもそも昼休みがきっちり1時間存在していたり、皆さん有給半休をカジュアルに取得していたりと、ホワイトエピソードは沢山ある。

 

本社研修3日、配属先5日というまだほんの短い時間なので、人間関係の機微まで読みとることは難しいにしても、転職して良かったと思えている。

 

人生も1/3が過ぎようとしている、まだまだこれからやで。

 

2019-2020

皆さんあけましたおめでたくございます。

今年もよろしくお願いします。

 

さて、昨年の振り返りと今年の抱負をば。

 

2019年は本当に色々ありました。

これ物心ついた時から本当に色々あるやつ。毎年。

 

1月から順に追っていくと、

当時付き合っていた彼女とお別れをした。人生。

転職を辞退した。すいませんでした。

また復縁したが結局別れた。人生。

今の彼女と出会った。ありがとう。

結婚をばちばち意識するようになった。夢。

姪っ子が生まれた。可愛い。

彼女の実家へご挨拶。優しい。

物件を見に行った。即決。

同棲が始まった。楽しい。

仕事は辛い。くそくらえ。

あと同棲してから太りました。10キロくらい。

ざっとこんな感じ。

 

 

ほぼ一目惚れみたいな形でお付き合いした彼女と出会い、僕の人生は一変しました。熱烈な恋心よりも穏やかな愛情。あれよあれよという間に同棲がスタートしました。大学生活からひとり暮らしを始めて早くも6年目に突入した僕にとっては、家に帰ると人がいることの温もりと有り難さが大変に染み渡ります。

 

彼女のご両親も全面的に前向きに考えてくれているのも非常に助かっています。昨年で3回お伺いし、居心地のよい暖かいご家族だなと感じます。

賛否両論あるけど、悪くない、同棲。

 

 

姪っ子も産まれ、実家には活気が戻っているように見えます。姉ちゃんと旦那さんは同じ町内、高校の同級生で結婚をし、一緒に暮らしている訳では無いけれど、家族が一人増えたような感覚はとても好きです。

 

 

仕事の方は2年目にもなり、後輩も出来、曲がりなりにもいっぱしの社会人として形が出来つつあります。休みなのに会社やお客さんから電話がかかってくる生活に疲れたので、ぼちぼち次の仕事も見つけようと思います。

 

 

 

 

2020年にやりたいこととしては、

彼女へプロポーズ

転職

ダイエット

この、三本柱で行きたいと思います。

 

一先ず体重計を買うところから僕のダイエットをスタートさせようと思います。

炭水化物を減らすやつも合わせてね。

目指せマイナス10キロ。

 

 

できる範囲の目標を、コツコツ毎日続けていける、そんな2020年にしていきます。